今更聞けない！マツエクリムーバーの種類や使用手順とおすすめ商品を紹介

マツエクでは、エクステを付けるだけでなく、リムーブ（オフ）も重要な工程の一つ。リムーバーはマツエク施術に欠かせないアイテムですが、グルー同様に刺激が強い製品のためそれぞれの特性や適切な使い方を理解することが重要です。

このコラムでは、リムーバーの種類別の特徴や使い分け方、使用時の注意点など、正しい知識を解説します。

INDEX

マツエクリムーバーとは

リムーバーとは、マツエクのグルーを溶かして取り外すための商品を指します。この工程を「リムーブ」や「オフ」とも呼びます。

強力なグルーを溶かすためリムーバーにも強い成分が配合されております。そのため誤ったリムーブをすると粘膜に付着したり目に入った場合かなりの痛みを生じます。

マツエクを取り外したいときは、セルフでは行わず必ず専門店でリムーブするようにしてください。

リムーバーの役割は、マツエクを安全にかつしっかり取り外すことです。

リムーブの目的をいくつかご紹介します。

デザインを変えたい場合、エクステをすべて取る必要がございます。また、根元が伸びきったエクステを残したまま付けたすと綺麗な仕上がりになりません。すべて取り外し素まつ毛の状態に戻します。

リペア（付けたし）を続けることにより、地まつ毛への負担や眼病リスクが高まります。エクステを外すことで、目元を清潔にし健康を維持します。

まつ毛が絡んでしまった場合や、エクステの付け直しをしたいときに、リムーバーを使って部分オフすることがあります。

上記のようにリムーブする目的はさまざまです。

用途に適したリムーバーやその種類があるため、使いこなせるようになることが重要です。

マツエクリムーバーの種類は、クリームタイプ、ジェルタイプ、液体・リキッドタイプなどがあります。それぞれの特徴を紹介します。

クリームタイプのリムーバーは、粘度が高く、グルーにしっかり密着します。

そのため、全体オフに適しています。

液だれが少なく扱いやすいのが特徴なので初心者の方にもおすすめです。

ジェルタイプのリムーバーは、クリームタイプに比べて柔らかいテクスチャーを持っているため、グルーに浸透しやすく、スピーディーにオフできるのが大きな特徴です。

細かい部分にも塗布しやすいため、部分オフにも適しています。特に、エクステが絡んでしまった場合やリペアしたいときに非常に便利です。

液体タイプのリムーバーは、グルーに最も浸透が早いため、スピーディーにマツエクをオフすることが可能です。

しかし、液だれしやすく目に入ると危険なため上級者向きです。部分オフに適しています。

ここからは、ジェル・液体リムーバーでリペアする場合とクリームリムーバーで全体をOFFする際の手順と注意点を紹介します。

使用手順

注意点

液だれに注意し、目に入らないように気を付ける。
強い力で引っ張ると痛みが生じるため、必ずグルーが軟化しているか確認して作業を行う。
根元にリムーバーが残っていると、瞬きや涙が出た時に目に入ってしまう危険性のほか、まつ毛エクステンションの付きの悪さや取れやすさの原因になってしまうため完全に取り除くこと。

使用手順

上まつ毛の下に湿らせたコットンやアイパッドを敷きます。
マイクロブラシや綿棒で、リムーバーが皮膚に付かないようグルー接着部分に優しく塗布して下さい。
5～８分放置し、グルーが溶けるのを確認します。
まつ毛エクステンションの接着部分から毛先に向けて綿棒またはマイクロブラシを指で回転させながら、まつ毛エクステンションを取り外します。
まつ毛エクステンションを全て取り除いた後、一度乾いた綿棒でリムーバーを取り除き、その後精製水を含ませた綿棒で完全にリムーバーを除去し、乾拭きしてしっかり乾かしてください。

注意点

取り外す際、マイクロブラシやスパチュラを強い力で回転させるとまぶたが引っ張られて目が開いてしまうため、気をつけながら丁寧に作業を行う。
根元にリムーバーが残っていると、瞬きや涙が出た時に目に入ってしまう危険性のほか、まつ毛エクステンションの付きの悪さや取れやすさの原因になってしまうため完全に取り除くこと。