ラッシュリフトは人気の施術で、デザインや仕上がりにこだわるお客様が多いですが、お客様への満足度を高く保つためには「ラッシュリフトの持ちを良くすること」も大事な要素です。
そこで、この記事ではラッシュリフトの持ちを良くするための施術のポイントと注意点をご紹介します。持ちを良くするポイントを押さえて、お客様の満足度を向上させましょう。
INDEX
ラッシュリフトはどのくらい持つ?
ラッシュリフトの持続は約1か月〜2か月になります。 また、日頃のお手入れやまつ毛の状態、まつ毛の生え癖や、毛周期によっても持ちは変わってきます。 カールのバラつきが出始めたり、まつ毛が下がり気味になってきたタイミングが次回の施術目安となります。
ラッシュリフトの持ちを良くするための施術ポイント
少しでも長く、ラッシュリフトを持続させるためにはどのようなところを工夫すれば良いのでしょうか。ここでは持ちを良くするための施術のポイントをご紹介します。
瞼の形およびまつ毛の長さを見極めてロッド選定をする
一重、奥二重、二重等の瞼の形によって、合うロッドが異なります。また、瞼の形状だけでなく、まつ毛の長さや、下がりまつ毛か、上がりまつ毛か、まつ毛の層が広いのか等も考慮する必要があります。
瞼の形やまつ毛の長さ等を見極めて、ロッドを選びましょう。
前処理剤・中間処理剤・後処理剤を使用する
ラッシュリフトの持ちを良くするためには、施術の段階ごとに処理剤を使います。
前処理剤では、まつ毛の皮脂や汚れ、埃等を拭き取る効果があります。また、1液の力を促進するためアルカリに性に傾け、phの調整を行う効果もあります。
中間処理剤は1液後に使用します。中間処理剤により、アルカリを除去し、還元をストップさせダメージを軽減させます。
後処理剤は、まつ毛の内部、外部共に補修に特化したトリートメント剤になっています。まつ毛の強度向上、ハリやツヤ感を向上させ、カールの持続性を良くします。
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アルカリ除去力の高いまつ毛美容液を使う
ラッシュリフトを施術する工程で薬剤を塗布し、まつ毛をアルカリ性にしますが、まつ毛にアルカリ成分が残ることがあります。まつ毛に残ったアルカリ成分は、持ちが悪くなる要因の1つです。
残ったアルカリ成分からまつ毛を守るためにも、アルカリ除去力の高いまつ毛美容液を使いましょう。
適切なコーティング剤を使う
ラッシュリフトの持ちを良くするためにはコーティング剤は不可欠です。なぜならコーティング剤がまつ毛の油分や水分等から守り、持ちを良くするからです。
コーティング剤がまつ毛を保護し、早めにカールが取れるのを防いでくれます。コーティング剤にも種類があるため、適切なコーティング剤を選び仕上げをしていきましょう。
ラッシュリフトの施術時の注意点
ラッシュリフトの持ちを良くするための施術時の注意点は、次の2点です。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「適切なロッドの選択を行う」ことです。
瞼の形や、まつ毛の生え向き、まつ毛の長さによって、似合うデザインがあります。瞼の形によって不適切なロッドを選定した場合、通常よりも早くカールが落ちることもあります。適切なロッドの選定、また巻き上げの精度を高めロッド通りのカールにできることが重要です。
2つ目は「セットタイム(軟化・酸化)を見極める」ことです。
初めてラッシュリフトの施術を受けるお客様と、何度も施術を受けているお客様とでは、セットタイムが異なります。お客様のまつ毛の具合を見極めて、セットタイムの時間を設けましょう。
持ちを良くするためにお客様に伝えるべきこと
ラッシュリフトの持ちを良くするためには、施術側が注意をするだけでなく、お客様自身にも注意いただきたい点があります。ここではお客様に伝えるべきことをご紹介します。
目をゴシゴシこすらない
目をゴシゴシこすると、まつ毛に負担がかかり、ラッシュリフトの持ちが悪くなります。メイクオフをする時にも、クレンジングや洗顔フォームでゴシゴシこするのではなく、メイク落としシート等でオフするように伝えましょう。
施術直後に目元を濡らさない
ラッシュリフトの施術をした直後は、まつ毛の状態がまだ不安定です。目元を濡らすと、まつ毛への負担がかかり、持ちが悪くなります。
施術当日はアイメイクを控える
マスカラやアイシャドウ、アイライン等のアイメイクは、まつ毛との距離も近いです。まつ毛が不安定な時に、メイクオフ等で目元に触れると、まつ毛に負担がかかります。
なるべく施術当日にはアイメイクをせずに来店していただくように、あらかじめ伝えておきましょう。
ビューラーは使用しない
ラッシュリフトを施したまつ毛にビューラーをすると、まつ毛が折れる、抜ける等の恐れがあります。まつ毛に負担がかかるため、ビューラーを使用しないように周知しましょう。
うつぶせ寝をしない
うつ伏せで寝ると、まつ毛が布団や枕等にこすれて、まつ毛の向きが乱れたり、まつ毛が抜けたりすることがあります。
眠りやすい姿勢は人それぞれですが、寝る時には仰向けで寝るように伝えておきましょう。
まつ毛に触らない
ラッシュリフトの施術後、まつ毛の具合を確かめたい心理から、お客様がまつ毛に触れたくなるかもしれません。しかしまつ毛に触れること自体が、持ちを悪くする要因の1つです。
まつ毛の具合を確かめたい場合には、鏡で確認してもらい、なるべくまつ毛に触れないように伝えましょう。
美容液またはコーティング剤を使用しケアを継続する
ラッシュリフトの施術の際にもコーティング剤や美容液を使用しますが、お客様ご自身でもコーティング剤や美容液を塗るように伝えましょう。
ラッシュリフトの持ちを良くするためには、乾燥は天敵です。日々まつ毛美容液やコーディング剤を塗布し、まつ毛のケアをしてもらいましょう。
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まつ毛美容液を使って、持ちを良くしよう
ラッシュリフトの持続期間は、およそ1~1か月半です。持ちを良くするためには、ロッドの見極めやアルカリ除去力の高いまつ毛美容液を使う等の工夫も必要です。
一方で、持ちを良くするために、お客様ご自身でも注意してもらう必要があります。うつぶせ寝や目元を触る等を控えてもらい、毎日のまつ毛のケアとして美容液やコーディング剤によるケアも大事だからです。
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