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【サロン向け/施術用】マツエクコーティング剤の選び方

マツエク装着後のアフターケアとして使用されるコーティング剤について、近年ではスタイリングの希望に応じてコーティング剤を使い分けるサロンが増えています。多くのメーカーからさまざまなコーティング剤が販売されているため、どれを選べばよいか迷っている方も多いと思います。ぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。

マツエクコーティングとは

マツエク装着後にコーティング剤を塗布することで、マツエクの持ちやカールが長持ちし、保湿力が高まり、きれいな状態をキープすることができるアイテムです。

コーティング剤を使用することで長くマツエクを楽しむことができます。

また、束感マツエクなどのデザインを作る際には、コーティング剤を使用することで、より韓国風アイドルのような仕上がりにすることができます。ぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。

束感マツエクの人気のデザインとおすすめのコーティング剤をご紹介

 

もちろん、コーティング剤はスタイリングとしても使用できますが、最も重要なのはまつ毛へのダメージケアです。マツエクを装着することで、地まつ毛にダメージを与え、弱くなったり、薄くなったり、最終的に減少してしまうことは実際に起こり得ます。生まれつきの地まつ毛の状態もあるかと思いますが、放置するとその状態が悪化する可能性があります。また、普段の生活の中で日々ダメージを受けていることもあります。例えば、クレンジングの際に起こる摩擦などもダメージを受けます。日常的なダメージケアとして、コーティング剤は非常に重要です。

さらに、フラットラッシュなどの軽いエクステが登場し、地まつ毛への負担を軽減してくれますが、それでも地まつ毛にとっては、長いものや太いものを装着することは、自分のまつ毛にとって過剰な負担をかけることになります。実際にその負担を感じることは難しいかもしれませんが、放置しておくと、希望する本数や長さ、太さを装着できなくなることもあります。ですので、マツエクをする上で最も重要なのは、美容液やコーティング剤をしっかりと塗布し、まつ毛の健康を守ることです。

マツエクコーティング剤の役割と効果

よくコーティング剤と美容液を同じものだと考える方がいますが、実際にはそれぞれ役割や効果が異なります。用途に応じて使い分けることが、健康的なまつ毛を作るためには大切です。コーティング剤の役割を理解することで、自分のまつ毛に何が必要かが見えてきますので、自分に合ったコーティング剤を選ぶようにしましょう。

マツエクの形状を整える

お客様の希望する仕上がりに応じて、お好きなスタイリングが可能です。上記でお伝えしたように、束感を作ることもできますし、セパレートして一本ずつ綺麗に見せる仕上がりにも対応できます。コーティング剤を使うことで、セルフでもサロンと同じような仕上がりを作りやすくなります。また、日常生活の中でエクステがばらつくことがありますが、コーティング剤を塗布することで、マツエクを綺麗に整えることができます。

マツエクの持続性の向上

マツエクに使用されるグルー(接着剤)は水分や汗に弱いため、エクステとグルーの接着部分にコーティング剤を塗布することで、しっかりと膜を張り、ガードすることができます。これにより、マツエクの持ちがより長く保たれます。

カールが強いエクステや太さのあるエクステの場合、カールがだれやすくなることが特に目立ちます。また、日常生活の中で上からシャワーを浴びたり、圧力がかかると、カールが落ちやすくなります。コーティング剤をしっかりと塗布することで、カールアップを復活させることができます。

マツエクのボリュームアップ

先ほどもお伝えしたように、マツエク装着後は徐々にカールが落ちてきます。カールが落ちると目元のボリュームも減少してしまうため、コーティング剤を塗布することでカールのキープ力が高まり、長持ちさせることができます。また、マツエク装着後に「ボリュームが足りない」と感じるお客様には、コーティング剤を塗布することでボリューム感がアップし、同時にマツエクの長さもよりしっかりと見せることができます。

マツエクコーティング剤の種類

さまざまなメーカーから販売されているマツエク用コーティング剤には、それぞれ異なる特徴があります。例えば、透明色で保湿力が高いコーティング剤や、黒色のマスカラタイプのコーティング剤もあります。美容成分が豊富に含まれているものもあれば、粘度が低いものや高いものもあります。含まれている成分によっては、艶感が出たり、栄養成分が補給されたり、持続力が高くなるものもあります。商品を選ぶ際は、これらの特徴を確認して、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切です。

コーティング剤の塗り方とポイント

コーティング剤には、施術時に行うものと、セルフで行うホームケアとして使用する方法があります。施術後に塗布する場合は、グルー(接着剤)がしっかり乾いてから塗布しましょう。セルフケアの場合、コーティング剤の用途によって使い方が異なりますが、基本的にはスキンケアや美容液を行った後にコーティング剤を塗布します。また、メイク時にはメイクをする前にコーティング剤を塗布してください。

正しい塗り方とコツ

まず、マツエクを装着後にしっかりとブロアーなどでグルーを乾かしましょう。グルーが乾ききっていない状態でコーティング剤を塗布すると、白化現象が起こりやすくなります。まつ毛の状態をしっかり確認してからコーティング剤を使用することが大切です。

  • 目元を清潔な状態で塗布する
    スキンケアや美容液、メイクの前にコーティング剤を塗布しましょう。特に美容液と併用する場合は、美容液をまつ毛の内部にしっかり取り込んでから、コーティング剤でまつ毛の外側を膜で覆うように、美容液の後にコーティング剤を塗布してください。
  • グルー(接着剤)の接着部分にしっかり塗布する
    エクステンションの中間部分から塗布したり、毛先だけに塗布してしまうと、コーティング剤の効果が十分に発揮されません。必ずグルーの接着面に沿って塗布してください。
  • 根元から毛先まで均一に塗布する

コツは、根元からしっかり押さえながら、そのまま上に滑らせることです。こうすることで、外部からの刺激からまつ毛を守り、持続力を高めることができます。

コーティング剤の効果を最大限に引き出すポイント

先ほどもお伝えしたように、グルーの接着部分にコーティング剤を塗布することが重要ですが、しっかりと根元から塗布しなければ効果が十分に発揮されません。そのため、施術後に使用する場合は、ハケタイプのブラシを使うと良いでしょう。ブラシタイプだと根元に塗布するのが難しいため、ハケタイプを使用することで、根元からしっかりと塗布できます。

もしハケタイプがない場合は、マイクロブラシなど、小さいブラシを使うと効果的に塗布できます。

マツエクコーティング剤の選び方

選ぶ際のポイントはいくつかあります。自分に何が一番必要かを考え、以下の中から選ぶと見つけやすいので、ぜひ参考にしてみてください。

コーティング剤の成分で選ぶ

コート成分が中心のもの

撥水性が高いため、接着剤による劣化の原因となる汗や皮脂からまつ毛エクステンションを守ります。マツエクの持続力が気になる方におすすめです。

美容成分が中心のもの

ヒアルロン酸やコラーゲンが含まれているため、保湿力が高く、まつ毛のケアに最適です。また、コート成分も配合されているため、1本でW効果が期待できます。

形状で選ぶ

ブラシタイプ、筆タイプ、チップタイプ、ハケタイプなど、さまざまな形状があります。形状によって塗りやすさが異なるため、選ぶ際のポイントとして参考にすると良いでしょう。

ブラシタイプ

マスカラブラシと同様に使い方が簡単で、使いやすいため、一番人気のある形状です。

チップタイプ・ハケタイプ

メーカーによって形状はさまざまですが、ブラシタイプよりも根元にピンポイントで塗りやすく、効果が一番期待できます。

筆タイプ

ペンシルのように簡単に根元にしっかりと塗布できます。また、空気に触れる部分が限られているため、菌が繁殖しにくいです。

コーティング剤の色で選ぶ

コーティング剤には基本的には透明タイプと黒色のコーティング剤があります。黒色のコーティング剤はより目元をはっきりと大きく見せたい方や、毛先まで濃く見せたい方、時間が経過したときに物足りなさを感じている方にはおすすめです。

透明タイプは、持続力や保湿力を高めたいなら透明タイプを選び、目元の印象をはっきりとさせたい方は黒色のコーティング剤を選ぶといいでしょう。

粘度で選ぶ

コーティング剤には、低粘度・中粘度・高粘度の3種類があります。

粘度によって好みのスタイリングができるため、これも選ぶ際の一つのポイントとして参考にすると良いでしょう。

低粘度:液体がサラサラとしたタイプの粘度です。さらっとしているため、仕上がりは一本一本をセパレートして美しく見せたい方におすすめです。

中粘度:低粘度より少し硬めです。塗布するとマツエクと馴染み、程よい束感を作ることができます。

高粘度:とろっともったりとしたテクスチャーです。高粘度タイプはしっかりと固めるため、束感を強調した仕上がりが好みの方におすすめです。

マツエクコーティング剤のおすすめ商品

コーティング剤の特徴を理解した上で、さまざまなコーティングの中から最適なものを選びましょう。特に迷っている方は、以下の内容を参考にしてお選びください!

■エクステ持続アップコーティング

【Foula】エクステ持続アップ コーティング は、クリアタイプのマツエク用コーティング剤です。グルーの接着部分に塗布するとコーティングされ水・汗をはじき、持続力はメーカー比で1.5倍になります。トリートメント配合なので、まつ毛に潤いを与え持続力を高めつつ、バラつきが出てきたエクステンションを整え艶やかな仕上がりにしてくれます。テクスチャーはサラサラタイプなので一本ずつセパレートしたい方におすすめです。

☆エクステ持続アップコーティングのSNS投稿紹介

提供画像:slowly eye&brow RINA様

■クリアコーティングマスカラ美容液

【Foula】クリアコーティングマスカラ美容液は、コラーゲンなどの天然植物成分配合のコーティング美容液です。たっぷりと保湿成分配合のため、潤いのある健康的なまつ毛へと導いてくれます。やや柔らかめのジェル状で適度な束感を演出できるので、マツエク施術後の仕上げにもおすすめです。

☆クリアコーティングマスカラ美容液のSNS投稿紹介

提供画像:Palemoon tamaco様

■ラッシュフィクサー

【Foula】ラッシュフィクサーは、紹介したコーティング剤の中で一番粘度が高く、まつげの束感も作りやすいです。まつ毛エクステやラッシュリフトのばらつき、引っかかりを綺麗に整えてくれます。マツエクのカールとコーティングを1日中キープしてくれます。クリアタイプでマスカラベースとしても使用できます。

☆ラッシュフィクサーのSNS投稿紹介

提供画像:eyelash eyebrow salonJoie365 koyomi様、Anela eyes YUNA様

■ブラックコーティングマスカラ美容液

【Foula】ブラックコーティングマスカラ美容液 は、黒色のマツエク用コーティング剤です。水分や油分、汚れが付着しないよう、グルーの接着部分をコーティングすることで、マツエクの持続力を高めます。20種類以上の美容液成分配合なので、しっかりと保湿できます。薄付きなのでダマにならず、適度な束感を演出できるでしょう。マツエクの施術後にもおすすめです。

☆ブラックコーティングマスカラ美容液のSNS投稿紹介

提供画像:Palemoon tamaco様

■リアクトラッシュセラム

ラッシュリフトで開いたキューティクルに栄養や水分を取り込み、早く閉じさせます。コーティング作用があり、まつ毛のハリやコシをアップし、乾燥を予防します。美容液としての役割を果たすとともに、コーティング効果もあります。そのため、リアクトラッシュセラム1本で、コーティングと保湿の両方を実現できます。

コーティング剤の粘度比較動画は、以下の動画でご覧いただけますので、ぜひご覧ください!

☆リアクトラッシュセラムのSNS投稿紹介

提供画像:charm private salon様

■ティントコーティングブラック

ティントタイプのブラックまつ毛コーティング剤です。

汗や水、皮脂に強く、こすれにも強いため、崩れずに目力をキープできます。

また、バラつきにくく、カールも長時間持続します。

■【BLINK】クリスタルドロップ ブラシタイプの仕上用コーティング

透明タイプのクリアマスカラです。

まつ毛エクステとまつ毛ケアを両立!
コーティングとケアを同時に行うことができます。

・マツエク仕立てのキレイさ長続き

・さらさらタイプで塗りやすい

・ヒアルロン酸配合

…まつ毛エクステンション施術部分のコーティングと共に自まつ毛のケアを同時に叶えてくれる嬉しいWコーティング効果。

・透明タイプでピュアな仕上げ

・カラーエクステにもおススメ

・さらっと軽い付け心地

■【BLINK】ブラックダイヤモンド ブラシタイプの仕上用ブラックコーティング

ブラックタイプのコーティング剤です。

・半透明ブラックカラーでツヤ黒仕上げ

・マスカラ気分で使える

・天然色素GARDENIA(《植》クチナシ)から抽出した黒で目元にやさしい。

また、コーティング効果とまつ毛ケア、さらにWコーティング効果が得られるため、まつ毛をしっかり守りながら美しい仕上がりを実現します。

■【EYEZ】 アイラッシュカールキープ

あがりっぱなし、つけっぱなしOK、
リフトやカールを綺麗に魅せる形状記憶透明マスカラ。

・24時間まつげカールを持続

・ウォータープルーフ効果でパンダ目を防ぐ

・リフトやカールを綺麗に魅せる

・ツヤ、ハリ、うるおいをもたらす目元ケアに最適な成分を配合

24時間使用できる1本5役のクリアカラー、
5つの機能で目元印象がアップ。

①まつ毛のエクステンション、まつ毛パーマ、ビューラーでの
カーリングを記憶形状し、美しさを長時間維持。

②ウォータープルーフ効果でパンダ目を予防。

③束感、広がり、ボリュームなど、使い方ひとつでまつ毛形状を多彩に演出

④保湿成分の加水分解ケラチン(ヒツジ)*を配合

⑤まつ毛美容液のあとに塗布することで、保湿感UP

こういった時にも・・・
・まつ毛の寝ぐせ予防として
・まつ毛美容液をより浸透させるためのコーティング剤として
・ダマになるのが嫌
・うるおい、キューティクル、弾力、艶やか、強さが欲しい
・クレンジングや洗顔が面倒な時(こすらずお湯でするっと落とせます。)

スキンケア+ダメージ原因をなくすことで、健やかなまつ毛へと導きます。
*加水分解ケラチン(ヒツジ)(保湿成分)

まとめ

マツエクのコーティング剤についてご紹介しました。

上記でもお話ししたように、マツエクを装着することで、まつ毛はマツエクの重さやグルーによってダメージを受けることがあります。マツエクのカールや美しさを維持することはもちろん大切ですが、同時にまつげのケアも非常に重要です。自分のまつ毛に足りないものや必要なものを見極めて選ぶことで、理想的な目元に近づけます。

また、正しい塗り方を実践し、効果を最大限に引き出せるようアフターケアを行うことも大切です。

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