ラッシュリフトは、髪の毛のコールドパーマと同じ原理でカールがかかります。まつ毛にセット剤を使用し、毛の内部の構造を変化させるという仕組みでカールがかかります。そのため、ダメージをゼロに抑えることは難しいと言わざるを得ません。

セット剤の１剤には、アルカリ剤が配合されておりpHを高め、キューティクルを開いて毛の内部に浸透させ、還元剤の働きを促進させる効果があります。

アルカリは毛に残りやすく、残ったアルカリはケラチンタンパクを分解したり、流出させたりしてしまいます。ケラチンタンパクや水分量が少ないまつ毛は、カールの持続性が悪くなったり、カールのかかりが悪くなったりしてしまいます。

ラッシュリフトトリートメントを導入することで、ダメージを軽減し、安定した施術を行うことが可能になります。

今回はラッシュリフトトリートメントについて、詳しくご紹介します。

ラッシュリフトトリートメントとは、ケラチンやアミノ酸などまつ毛を健康的に導く成分を配合した、サロン専用のトリートメント剤です。

１剤前の巻き上げを行った後に地まつ毛に塗布するタイプや、中間処理後やロッドアウトの際に塗布するなど

使用方法はメーカーや商品によって様々あります。

• ダメージ毛と健康毛が混在しているまつげの損傷部分を補修し、毛先と根元への薬剤の作用を均ーにする
• 1剤の残留成分を除去して過還元を止め、2剤の酸化剤の働きを促進させる
• 美容成分を浸透させることにより、ダメージの補修やカールの持続力の向上になる
• お客様の毛質による仕上がりのバラつきを最小限に抑え、安定した仕上がりにする

コストパフォーマンスを気にする場合は、浄水や精製水等で希釈するラッシュリフトトリートメントが適しています。

長期間の保存が可能かつコストを抑えられる商品が揃っているのが特徴です。

在庫をコンパクトにまとめて管理したいという施術者にもお勧めのタイプです。

ストレートタイプは、希釈を行う必要がなく、そのまま使用できるため手間がかかりません。

ただし、同じメーカーから希釈タイプとストレートタイプが両方販売されていることもあるため、混同しないよう注意が必要です。

ラッシュリフトトリートメントは、さまざまな種類のものがあります。そこで、ラッシュリフトトリートメントの選び方を「成分」「使用用途」の２つの観点からご紹介します。

トリートメントの成分に注目するのも、選び方のポイントです。トリートメントのなかには、特定の成分を配合しているものもあります。

例えば、まつ毛の乾燥や切れ毛が気になる場合には、ケラチンやアミノ酸が配合されているものがおすすめです。まつ毛が柔らかく、カールの持ちの悪さが気になる場合は、コラーゲンやゼインが配合されているものがおすすめです。

このように、まつ毛の悩みに合った成分が入っているかどうかを確認して選ぶことも重要です。

成分以外にも、要所使用すると施術の効率をサポートしてくれるものもあります。

前処理剤として毛のｐｈをアルカリによせて、1剤の効果を高めてくれるものや、

中間処理剤、後処理剤としてアルカリを除去し、ダメージを軽減してくれるものがあります。

保湿成分であるケラチンを5％以上配合しており国内最大級を誇ります。稀少なカシミヤケラチンの他、高分子から低分子まで様々な分子量のケラチンを4種類配合することで、切毛や枝毛を防ぎ、健康的なまつ毛の維持にも効果があります。

ダメージで開いたキューティクルを保護し、疎水性（水に溶けにくいこと）の皮膜を形成します。まつ毛を疎水性の状態に戻すことで、補給したアミノ酸やタンパク質等の栄養分を逃さず、まつ毛をしっかり強固なものにします。また、ダメージを跳ね返しツヤのあるまつ毛へと導きます。

ラッシュリフトの施術中、ラッシュリフトトリートメントを活用することで、カールを維持でき、まつ毛の傷みやパサつき、切毛や枝毛も予防してくれます。

サロンでの施術時はもちろん、ホームケアも重要なポイントとなります。美容液を日々まつ毛に塗り、ケアをしっかりと行っていきましょう。

Foula Storeでは、施術者向けのトリートメント剤からお客様向けの美容液まで、様々なケア商品を取り揃えております。

会員登録していただくとお得に購入できますので、ぜひ会員登録していただいた上でチェックしてみて下さい。

ラッシュリフト商品一覧